STORY

「自信のない子供」であった幼少期

子供の頃は、とにかく自分に自信の無い性格でした。

理由はいろいろありますが、最も大きな理由は、いじめられっ子であったことです。

いじめが始まった原因は、今となっては覚えていません。おそらく、大した理由は無かったのでしょう。

しかし、幼少期の体験は性格に大きく影響します。

「自分は弱者なのだ」

そう刷り込まれた私は、どんなことに対しても「結局自分は上手くいかないんだろうな」という先入観を抱いて取り組む子供に育ちました。

運動やスポーツが苦手だったことも、そうした「弱者意識」を後押ししていたと思います。

心配した両親は、当時荒れていた地元の公立中学への進学を避けるべく、私立中学への受験を勧めてきました。

「地元の中学に入ったら、もっといじめられてしまうかもしれないよ。私立の方がいいよ」

いじめのエスカレートに対する恐怖感から、私は中学受験への挑戦を決めました。

幸い、勉強の成績は悪くなく、かろうじて第一志望であった青山学院中等部に合格することができました。

「よかった・・・。これで毎日おびえたりすることなく、平和に過ごせるようになるかな」

そんな私を待っていたのは、「英語」という新たな苦手意識でした。

小学生の頃は「勉強だけはできる」というのが唯一の自信の拠り所だったのですが、未経験の「英語」は思うように成績が伸びず、いつも赤点スレスレ。

運動が苦手、手先も不器用。そして、勉強の成績も芳しくない。

私は完全に自信の拠り所を失い、鬱々とした少年になっていきました。

...ヨーヨーに出会うまでは。

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